活動報告 わっしょい百万夏まつり

　暦の上では秋ですが、まだまだ暑さもコロナ禍も続き、ぐったりとしてしまいそうな日々…。そんな中、久しぶりに五平太ばやしを披露することができましたので、報告いたします。 ​　一昨年まで８月初旬に盛大に行われていた「わっしょい百万夏まつり」ですが、コロナ禍の今年、実行委員会は「暗い気持ちになりがちな市民の皆様に笑顔を届けたい」という一心で、有観客での開催実現に向けて頑張られていました。しかし、開催直前に緊急事態宣言が発令されたことにより、やむなくオンライン配信での無観客開催となったそうです。以前であれば、私たち響は「夏まつり大集合」に「筑前若松五平太ばやし」の一員として参加し、小倉の街を五平太舟を模した山車とともに練り歩いていたのですが、コロナ禍にある今年は担ぎ手が"密"になる山笠や山車の運行は見合わせ、「夏まつり大集合　太鼓競演会」という形で、各祭りに伝わるお囃子を公式Ｙoutube「ステージLIVEチャンネル」にて披露することになりました。 　当日は涼しい風もあって過ごしやすい一日、と思いきや、会場に到着するなりポツポツと降り出す雨。どうなることかとヤキモキしましたが、スタッフの方々がばっちり大きなテントを設置してくださり、演技に集中することができました。 　いつもと違い観客のいない中での演技に少し不安を感じましたが、いざ太鼓を叩き始めると、「大きなステージ！」「気心の知れた他の五平太チームとの共演！」そして何より「すごーーく久しぶりに叩く太鼓！！！」ということで自然とテンションマックスに。「第１０代北九州看板娘」としてわっしょいのステージを盛り上げていた、私たち響のメンバーでもある産業経済局MICE推進課の"松井雪乃"も、MCの立山律子さんに「松井さんも叩くんですよね」とあおられて(笑)、飛び入り出演し、浴衣姿の看板娘と五平太ばやしのコラボをサプライズで実現しました。

　市民の皆さまが祭りに触れる機会が減少する中、画面越しに少しでも祭りの雰囲気を伝えることができたなら幸いです。 ​　まだまだ続くコロナ禍ですが、次は画面越しではなく、直に皆さまへ五平太ばやしをお届けできるよう、コロナの収束を願いつつ、引き続き徹底した感染症対策のもと活動を続けていきます。