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活動報告 火まつり(たいまつ行列・かっぱまつり)(2023年7月30日)

  • hgoheita
  • 2023年7月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:2023年11月11日

 夏の風物詩といえば花火ですが、若松区には夏火にまつわる夏のお祭りが「くきのうみ花火の祭典」に加えて、もう一つあります。それは若松区出身の芥川賞作家 火野葦平先生が始められた「火まつり行事」です。



 若松区のかっぱ伝説が大好きな先生は「戦後のすさんだ世を明るく照らそう」と“たいまつ”をもってかっぱ伝説のある高塔山を登り、山頂でかっぱ達を招待してお祭りをしようと提案されました。

 なんともユーモア溢れるお祭りですが、たいまつが織りなす柔らかな灯りの行列はとても幻想的で、沿道にはたくさんの人がカメラを掲げています。

 毎年、私たちは若松区自治総連合会からのご依頼で、そのたいまつ行列の水先案内人を務めさせていただいています!五平太ばやし固有の「提げダル」と呼ばれる小さな太鼓を担

ぎ、演奏しながら高塔山の登山道を登ります。「♪~ 高塔山から 石峯山にゃ 河童うようよ 踊りを踊る わたしゃ若松、五平太育ち~♪」と、葦平先生作詞の五平太ばやしの4番唄にも

あるように、河童さながら楽しく踊りながら軽快なリズムを刻みます。


 

ふと登ってきた山道を振り返ってみると、たいまつの灯りと日本一の北九州市の夜景。その中央に紅々と輝く若戸大橋が! これはまさに「河童の隠した宝石箱」やぁ~...。(スゥー)

 山頂に着いても演奏は止めません。続々と登頂してくる行列をお出迎えすべく、演奏を続けます。「あぁ、よいしょっ!」の掛け声に登頂を終えた子どもたちが全力で答えてくれるなか、即席五平太ばやし教室の開催です!


 楽しそうな表情、難しそうな表情、ノリノリな表情、それぞれですが、最後にはやり切った笑顔でみんな明るく帰って行きました! 彼らの夏休みの絵日記の今日のページには、五平太ばやしと火まつりが描かれるといいな。




 
 
 

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